豪雨後の宮島と大鳥居

こんにちは、しましまです。

豪雨災害により被災された人々に心からお見舞い申し上げます。
宮島の町内も一部6日に避難指示がでました。大雨で小さな土砂崩れ(人が住んでいない場所)がありましたが、大きな被害はありませんでした。
7日は大雨がうそのような晴天でした。神社も商店も普通に開いていましたよ。
でも川は昨日からの大雨で水は茶色に濁って増水していました。
大聖院のそばを流れている白糸川が氾濫し弥山に上る道が川になっていました。院の境内も小さな川が出来ていました。一週間後に行ってみたら何事もなかったように元通りでした。
JRも広電も運休していた時も船は平常運転でした。(風と濃霧には弱いけど)

大鳥居は来年に修繕工事に入ります

平安時代から8代目、明治8(1875)年に再建されたものです。
大規模の修繕を昭和25(1950)年に行われました。修繕箇所は柱の腐食による根継取り替え工事です。

大鳥居は、来年の平成31年6月~32年8月に修繕工事に入ります。
管弦祭や花火大会の当日は景観を考慮して足場を外すみたいです。

平成28年の9月~10月に柱の1本だけ補修工事をおこなっていました。
修繕箇所は硬貨の差し込みもなくて塗料も鮮やかな朱色を保っています。修繕が終れは全体が鮮やかな朱色になります。
持ちのいい塗料があると聞いたけど本当だったんですね。昔は塗り替えをしても何か月後には色褪せしていた記憶があります。

大鳥居の硬貨の差し込みはやめてくださいね。破損につながります。
大きな楠の木を手にはいりません、昭和25年の大修繕の時も日本中を探し回って苦労して材料を入手したそうです。
願い事が叶うという迷信はありませんよ。昔は通貨を差し込む人は殆どいませんでした。

修繕の前の大鳥居は見るのは今のうちですよ。

厳島神社の出口を出た所にあるに宝物館の入口右に置かれている大きな木は、昭和25年に修繕した時に切り取られた柱の根本です。宝物館の中や千畳閣にも昔の大鳥居の額がありますよ。
時間のある時にでも見に行ってくださいね。

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