出産や育児に不安を感じている人に読んでもらいたい一冊

皆さんお疲れ様です。よんです。

9月に入り暑さが大分落ち着いてきましたね。朝晩は涼しい日が続いています。だんだん秋に移り変わってきているなと感じる今日この頃です。

さて、秋と言えば「読書の秋」。今月の亀の日常茶飯事ブログはテーマ月になっていますのでメンバーのおすすめ本を紹介します。

私からはこの本をご紹介します。

わたしがあなたを選びました

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先の記事で先日、第3子が生まれたということに少し触れたのですが、3人の子供の育児まっただ中の私です。3人いると…大変です。今さらながら+(足し算)ではなく×(掛け算)なのだと気付かされました。そのせいで上の子二人にきつく言ってしまうこともちらほらと。当たり散らしてしまうことごく稀に。でも子どもは本当にかわいくて癒され、ともに学ぶことに喜び、できないことにまたイラつき…の繰り返し。子供にということもあれば、自分自身の不甲斐なさ、余裕がなくてイライラしっぱなしということもやっぱりあります。

そんな時にこの本を読んだのですが、妻が出産間際にプレゼントされたもので、本棚にあったものを何気なく読んでみたのです。

この本の一節にこのような文章があります。

「おとうさん、わたしを受け入れたときのことを、あなたはもう思い出せないでしょうか?」

…グサリ。

決して嫌味な感じで書いてあるわけではないですよ。この本は、赤ちゃんがこういう思いで生まれてくるんだよ、しんどくて辛くてわたしに当たってしまうことも知っているよ、それでもわたしがお父さん、お母さんを選んだんだよ、わたしは幸せなんだよ、という赤ちゃんからのメッセージになっています。

もちろん忘れる訳はありません。子どもが生まれた時の感動、産声、へその緒を切った時の感触、全部覚えています。この本を読んだ時にこうだったなーと思い返しました。その時の気持ちを思い出させてくれました。

女性に向けた内容だと思っていましたが、実際にお母さんに向けた文章が多いんですけど、お父さんが読むのもおすすめです。

出産前の不安な時や、育児に疲れて心が荒んでしまった時などに読むと、励まされ、思い出して、優しい気持ちになれるかもしれません。

 

この本の著者、鮫島 浩二さんは産婦人科医だそうです。お産について考えていたある夜、言葉があふれるままに書きとめた一編の詩、ということなのですが、その内容が素晴らしく、最初はコピーでお産を控えた女性に手渡しされていたそうです。たくさんの女性を励ましてきたメッセージになっています。

私も励まされた一人のようです。私、男ですけど(笑)

さて、また今日から頑張ろう。

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