宮島の不動堂と桜

こんにちは、しましまです。
1ヶ月もしたら、桜の季節ですね。
2017年3月に紹介した「要害山」のトンネル(みなと隧道)を抜けて山の方向に歩いて行くと不動堂があります。数は少ないですけど桜の木がありますよ。


古い参道の入り口でもあります。公園と集会所とホテルがあり地元で親しまれています。

いつもは公園の名前で呼んでいましたが、今回調べてわかった地名は「大仏原」……。
住んでいるだけで、地元のことは何もわかっていないことを実感しました。

不動堂


嚴島神社の東北(鬼門)の方角にあたることから鬼門鎮護のために建てられたと言われています。
昔は「大御堂(おおみどう)」と言われていました。
江戸時代の本の「芸州厳島図会」には丈六(じょうろく)(立ち上がると一丈六尺、4.8mの背丈の仏像)の阿弥陀如来を安置されていました。
「不動堂縁起」には釈迦如来……どちらなのかな?
それで大きなお堂という名が付いたそうです。島内一の大きな仏像だったので大仏と言われたそうです。
明治維新の混乱期に何者かに盗まれ脇士(本尊の両端に配置されるもの)の不動明王、毘沙門天の二体になり、不動堂と呼ばれるようになりました。
霊尊を安置する御堂も汚損がひどく、下西連町住民の尽力で昭和55年5月に改築されました。
毎年5月22日に祭礼が行われています。
家内安全 商売繁盛などの願いを書いた護摩木を炉に投入しお祈りをします。

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