来年のえとは…?

どうも、よっさんです。

いろんな意味で“乱”だった総選挙が終わりましたね。
ドタバタの裏側で振り回された人(≒同業者)が人ごととは思えず、
なぜか私までハラハラする毎日でした。

夕べは年賀状書きをしつつ2時前までテレビを見ていましたが、
終わってみれば
“失望の反動”の一言で要約するにはあまりに極端すぎで…。
これ以上の私見は差し控えますが、
振り子のような政治に「何だかなぁ」な気分です。

さて、そんな気持ちでも
来年はすぐそこまでやってきています。
来年の「えと」はですね。
…という言い方、
実は厳密に言うと間違い、というのをご存知ですか?

日本で「えと」というと
ね、うし、とら、う、たつ…の十二支だけを指すことが多いですが、
漢字で書くと「干支」、つまり
甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
の10種類からなる「十干(じっかん)」と、
子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥
の12種類からなる「十二支」を合わせたものを指すのが正解です。

十干も十二支も、もともとは古代中国で考えられ、
のちに日本に伝えられたものです。
干支は、中国をはじめとするアジアの漢字文化圏において、
年・月・日・時間や方位、角度、ことがらの順序を表したり、
陰陽五行説と結びつき様々な占いにも用いられました。

現代の日本でも、十干や十二支は縁の深い言葉です。
十干は、焼酎の分類(甲類・乙類)や資格区分(甲種・乙種)、
古くは学校の成績表記(甲・乙・丙・丁)に
その名残を見ることができます。
十二支は、冒頭にも取り上げたように
動物と結びつきすっかりおなじみですね。

ちなみに、十二支に動物を割り当てるようになったのは
人々が暦を覚えやすくするため、と言われています。
国によって割り当てられる動物が少しずつ違うのですよ。
興味のある方は調べてみてくださいね。

来年の干支を正確に言うと「癸巳(みずのとみ、きし)」です。
60通りの干支の中で癸巳はちょうど30番目の折り返し地点。
十二支の巳年に当てられるヘビは
「探究心と情熱の象徴」なのだそうですが、
私もニシキプリントも、来年も引き続き
品質向上に向けて「情熱」的に「探求」してまいります。
どうぞ来年もよろしくお願いします!

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