Aでもない、Bでもない…教科書のサイズはちょっと変?!

どうも、よっさんです。

娘が今年小学校3年生になりました。3年生になると、これまで「生活科」だった科目が「理科」と「社会科」に分かれます。自分になじみのある教科への懐かしさも手伝って、ふと社会科の教科書を手にとってみました。

…ん???なんか変な大きさだぞ!?

さすがよっさん。見慣れないサイズにビビビッときました。(←誰も褒めてくれないので自画自賛)
測ってみると、左右(短辺)が210mm、天地(長辺)が257mmです。

国語や算数の教科書はB5判(182mm×257mm)、官公庁や一般企業などで主流になっているのはA4判(210mm×297mm)です(A4判、B5判などの用紙サイズやその秘密についてはこちらもどうぞ)。社会科の教科書は、B5の長辺とA4の短辺の長さを組み合わせたような大きさです。

娘の社会科教科書です。そう言われてみると、なんだか横幅が広く見えませんか?
実際にB5判の算数教科書と重ねてみると・・・

重ねていることがわかるよう左端を1mmほどずらして置いていますが、それでも後ろの社会科教科書のほうが横幅が広いことがわかります。

この210mm×257mmというサイズにもちゃんと名前があって、AB判(またはワイド判と呼ばれています。AB判の例として雑誌が紹介されることもあり、そこまで特殊なサイズではありませんが、私がニシキプリントでAB判の本に出会った記憶はありません。いや、あっても事例が少なすぎて覚えていないだけかもしれませんが、どちらにしても普段使いの本ではあまり見かけない大きさです。

Aでもない、Bでもない、どっちつかずなサイズのAB判。なぜ教科書でこのサイズが採用されたのでしょうか?そこには「脱ゆとり教育」への流れが関係していました。

広島市立小学校で採用されている社会科教科書を出版する東京書籍によると

平成23年度版『新しい社会』は、これまでの教科書に比べ、見開きでおよそ4cm広いワイド判(AB判)を採用しました。社会科教科書の最も重要な役割のひとつ、「資料提示効果」に優れ、見やすく、教材性の高い紙面を実現しています。

とあります、

「平成23年度」と言えば、学習指導要領が改定され、これまでのゆとり教育が大きく転換された初年度にあたります。改定により、ゆとり教育時代(平成14年度~)に比べ総授業時数が小学校6年間で278時間、中学校3年間で105時間増加ました。小学校では、ほぼ1学期分(約3か月分)の授業時間が増えた計算になります(それでも、私たち親世代に比べれば140時間以上も少ないのですが…)。この改定のタイミングで、教科書に掲載する内容を増やすべく通常のB5より大きいAB判が採用されたようです。

現在日本で使用されている教科書のサイズをざっと調べたところ、教科書の世界ではまだB5判が主流ですが、私が気づいた社会科だけでなく理科や音楽、図工といった教科ではAB判やA4・B5の変型サイズの教科書が多いようです。親世代の教科書に比べてカラフルで読みやすくなったと感心していましたが、大きさもその教科の特長に合ったものになっているのですね。出版社によっても違うので、もし見る機会があったらちょっと手にとってみるのも面白いかもしれません。

そんな不思議なサイズ・AB判教科書を使っての新しい教科は娘にとって楽しいようで、毎日理科で扱う虫の話ばかり…いや、ママは社会のほうが好きだったぞ…てか虫は嫌いだ~(そもそも理科が嫌いだ~)早く違う単元にならないかなぁ~(汗)

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