『世界にひとつのプレイブック』 ~mo-riのシネマシアターvol.22 ~

今月のおすすめ映画は、今日、アメリカ日付3月4日にアカデミー賞が開催されるという事で、過去の受賞作品をと思い「世界にひとつのプレイブック」をご紹介します。

ストーリー

妻の浮気が原因で心のバランスを崩し、すべてを失くしたパット。今は実家で両親と暮らしながら、社会復帰を目指してリハビリ中だ。
そんな時出会ったのが近所に住むティファニー。愛らしい姿からは想像もつかない、過激な発言と突飛な行動を繰り出す彼女に、パットは振り回される。
実は彼女も事故で夫を亡くし、心に傷を抱えていた。ティファニーは立ち直るためにダンスコンテストへの出場を決意し、パットを強引にパートナーに任命する。
人生の希望の光を取り戻すための、ふたりの挑戦が始まった―! 

第85回アカデミー賞

作品、監督、脚色、主演・助演男女と主要部門すべてでノミネートされ、主演女優賞を受賞しました。主演は「ハングオーバー!」ブラッドリー・クーパー「ハンガー・ゲーム」ジェニファー・ローレンス。この二人の息の合った演技が良くて、泣けるシーンもあり、笑えるシーンもあります。特にブラッドリー・クーパーの演技が最高に面白いです。現代社会の象徴“うつ病”を患っていて、外出の時はゴミ袋をかぶっておでかけをするシーンがあるのですが、最初は違和感があるのですがだんだん目が慣れて、素敵なジャンパーに見えてしまいます。彼がスタイリッシュで身体がとっても鍛えられているから素敵に見えてしまうのでしょう。ヒロイン役のジェニファー・ローレンスもとってもいい演技をしていて、ワンカットごとでいろんな表情をし、えっっ?この人そんなに可愛くないと思っていたのに、次のシーンではなんてセクシーと思わせてくれる所が魅力にさせるのかなあと思いました。その他、脇役陣に大御所が沢山出演しています。主人公の父親役にロバート・デ・二―ロが出演してて、昔の厳格な父親、男はこうあるべきだぁといいつつ、ちょっとお茶目なところを見せる演技をしています。主人公の友達(同じ病棟にいた患者)役を演じたクリス・タッカーも面白くて、個性溢れる演技をしています。
皆が個性過ぎて、ごちゃごちゃになってしまう映画なのかと思っていたのですが、とっても面白くて泣けるシーンもあり、観終わった時にはとても笑顔になれました。笑顔になりたくなったら、この映画をおすすめします。

 

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