6月の花嫁

Red Wedding Bouquet - 無料写真検索fotoq
photo by Juan Antonio Capó

皆様御機嫌よう。毎度おなじみ、ゆきちでございます。

今回は6月ということなのでタイトル通り6月の花嫁、ジューンブライド(june bride)について触れようと思います。

ちなみに何故ジューンブライドかというと、私は学生時代に結婚式場でアルバイトをしており、支配人にジューンブライドの意味を聞いたことがあったことを思い出し、今回の記事にしようと思ったわけであります。ではどうぞご覧ください。

 

その昔まだ、式場で空調などの設備が整っていなかった時に6月はとてもジメジメして、6月に結婚式を挙げる人はほとんどいなくて、毎年6月の結婚式場は閑古鳥が鳴く始末。

そこで目を付けたのが、ヨーロッパの言い伝えです。ヨーロッパでは6月の月名である「JUNE」とローマ神話で結婚を司る女神「JUNO(ユーノー)」に由来しております。「JUNO」という女神はローマ神話女性結婚生活を守護する女神です。また主神ユーピテルであり、最高位の女神です。神権を象徴する美しい王冠をかぶった荘厳な姿で描かれ、孔雀がその聖鳥。女性的気質の神格化である。ギリシア神話ヘーラーと同一視されております。「Juno Juga(結びのユーノー)」、「Juno Lucina(出産のユーノー)」、「Juno Lux(光のユーノー)」、「Juno Luna(月のユーノー)」、「女王ユーノー(Juno Regina)」などの様々な別称を持ち、通常に神々の女王とも呼ばれる。ユーピテル、ミネルウァと共に3柱一組でカピトーリウムの丘の神殿で崇拝されている。

英語ではジューノウ (Juno)、フランス語ではジュノン (Junon)。ユノ、ユノー、ジュノーなどとも仮名表記されております。

以上のことから、6月は結婚や女性の権利を守護する「JUNO」の月です。この月に結婚する花嫁はきっと幸せになるだろうという言い伝えがあります。この他にも、ヨーロッパの6月は1年の中で最も雨が少ない月で気候なども適しており、また、「復活祭」が行われる月でもあるため、ヨーロッパ全体がお祝いムードとなるので、多くの人から祝福される6月の花嫁は幸せになるだろう、という言い伝えがあります。後は、農作業の妨げとなることから、ヨーロッパでは3月、4月、5月の3ヶ月間は結婚が禁じられていました。そのため、結婚が解禁となる6月に結婚式を挙げるカップルが多く、その分祝福も多かったため、多くの人から祝福される6月の花嫁は幸せになれるだろう、という言い伝えがあります。

以上の事を参考にし「ヨーロッパではジューンブライドというものがありまして、6月に結婚をしますと幸せになれるそうですよ。」みたいなことを宣伝していったそうです。

漢字四文字でまとめますと「企業戦略」です。しかし、6月が結婚を司る女神の月に変わることはないですし、雨と紫陽花にウエディングドレスというのも中々風情があっていいと思います。それに伝統や縁起を重んじることは、我々日本人の美徳ではないでしょうか?

最後にこれから結婚する皆様に「幸あれ」。

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