GWに中国で植林活動をしてきました。2014 Part.1

皆さんこんにちは!gulaです(^_^)
GW、皆さんはどう過ごされましたか?実家に帰る人、旅行に出かける人、家でゴロゴロする人など様々だったと思います。
gulaは、4月28日~5月5日まで中国のクブチ沙漠で行われる植林活動に参加してきました!今回はその事について書いていきます。

この植林活動は日本と中国が合同で行っているもので、今回は日本から38名、中国からは大学生70名が参加しました。gulaがこの植林活動に参加するのは2度目で、前回は4年前に参加しています。

その時に書いたブログがコチラです。
・GWに中国で植林活動をしてきました
・GWに中国で植林活動をしてきましたPart2

植林活動は2度目ですが、やはり普段やらない作業なので中々ペースは上がりませんでした。しかし徐々に慣れてきて1日目は10本でしたが、2日目は午前中だけで8本の木を植えることができました。

今回用意されていたポプラの苗木は1500本で、二日目の午前中には全て植え終えることができました。これは予定より早いペースで、皆が真剣に頑張った証です。今回の植林活動はとても作業しやすい環境だったのも早く終わった要因だと思います。1日目は快晴で、風が弱く砂が舞い上がってくることもなく、二日目は小雨が降り砂が湿って掘りやすい状態でした。植林活動が終わったとたん快晴になり風も強く吹き出した事を見るに、これは中国沙漠緑化の祖である故・遠山正瑛(とおやませいえい)先生が見守っていてくれたのだと思います。

この植林活動で特に思い出になったのが、中国の学生と日本隊のメンバーがお互いに助け合って植林活動をしていたことです。
以前にも感じましたが、中国といえばニュースなどでいろいろ言われていたりしますが、メディアを通した目ではなく、実際に会って話してしまえば、友達になることは簡単なんだと改めて感じました。帰国した今も、中国の学生とは連絡を取り合っています。

そして、gulaのこの植林活動での目的の一つも達成できました。それは、4年前に自分の植えた木が無事に育っているのかを確認することです。幸い木を発見することはできましたが、残念なことに折れていました。しかし根は生きてるようで、折れた木の横から新たな木が生え始めていました。完全に死んでしまった木や、目印が無くなり自分の木を発見できなかった人達もいる中、運がよかった方だと思います。

4年前gulaが植えた木

今回植えた1500本は、広大な沙漠から見ればちっぽけなものです。しかし積み重ねることにより大きな力に変わります。gulaが参加した団体は、遠山正瑛先生に感銘を受け15年前からこの活動を行っていますが、現在では46万本にまで増えています。

ここまで洪水に木を流されたり、放牧のヤギに木を食われたり等、様々な苦労・挫折がありましたが、「やればできる、やらなければできない」という遠山正瑛先生の言葉に導かれ積み重ねてきたことがこの結果に結びつきました。継続することの大切さをとても大きな結果により学ぶことができました。

かつて沙漠だった場所

3日目は日中合同の弁論大会が行われました。中国から5名、日本から5名の弁士が選ばれ、新しい価値観の創造をテーマに熱い弁論が繰り広げられました。

優勝した弁士の内容を簡単にまとめると、私達はメディアを通して中国を観ています。その結果、中国を嫌いになる人が沢山いますが、メディアの情報は話題性だけを追求し、内容が偏っています。実際に交流をしてみると、中国の学生は日本に興味を持っていて、友好的ですぐに友達になることができた。メディアの情報はとても大切だけど情報の取捨択一をすることが必要。そして実際に交流した私達が周りに伝えていくことが必要だという内容でした。

その後は弁論の内容に関する討論会が行われ、疑問に思ったこと、もっと詳しく説明して欲しいことなど、1時間半もの間討論が交わされました。


次の日にはお別れということでこの日の夜は宴会となり、中国の各大学ごとに寸劇や歌・ダンスを披露したり、中国の学生がフォーチュンクッキーを踊っているところに日本隊が乱入したり、3日間でしっかり打ち解けることができたと感じられました。日本隊は全員でsupernova・風になりたい・糸・サライの4曲を歌いました。風になりたいでは中国の学生も巻き込んで皆で踊るなど大盛り上がりでした!gulaも精一杯歌って踊ってはしゃいできましたよ(^▽^)/

この出会いを一過性のもので終わらさずに大切にしていこうと思います。2ヶ月後に沙漠で知り合った学生1人が来日する予定なので、楽しみです(≧∇≦)

次回は、主に中国で観光した話し等を書いていこうと思います!

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