よっさんは『神様のカルテ』シリーズ推し

どうも、よっさんです。

大好評(…と思いたい)ブログメンバーのリレー企画2015年第3弾!今回は昨年秋に引き続き、読書の秋にふさわしいテーマ「オススメ本の紹介」です。何せ読書量が少なく、さりとて本記事のために新たにオススメ本を探す時間もなく…(←言い訳)、今さら感のあるこちらの本を苦し紛れに紹介します。それは…

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第10回小学館文庫小説賞受賞作、そして2010年本屋大賞第2位を獲得した本作品。50万部を突破したベストセラーで映画も大ヒットしたので、おそらく読んだ方も多いかと思います。

信州にある「24時間、365日対応」の病院で働く29歳の内科医。ここでは常に医師が不足しており、専門ではない分野の診療をするのも、3日睡眠がとれないことも日常茶飯事。献身的な妻の支え、経験豊富な看護師や変わり者だが優秀な外科医の友人と助け合いながら、日々の診療をこなしている――――

『神様のカルテ』『神様のカルテ2』『神様のカルテ3』そして今年刊行された『神様のカルテ0』のシリーズ四部作いずれも大好きなんですが、それは毎年のように帰省する信州松本が舞台となっているのが大きな理由かもしれません。

実は、主人公が働く「24時間 365日対応」の病院のモデルとなった総合病院は亡き私の祖母が救急搬送された病院であり、要所で登場する深志神社と合わせ親戚宅から歩いて10分足らず。この夏も帰省の折に犬の散歩で立ち寄りました。

西に上高地を擁し、東に美ヶ原を望む。
北に安曇野が広がり、南に諏訪の水瓶がある。
信州松本平という土地を述べるには、右のごとき風光明媚な土地の名を連ねるだけでよい。

信州の秋は、夕暮れとともに、急激な冷え込みをせる。赤い太陽が北アルプスの稜線にかかるころには、すでに世界は夜の領域となり、日没とともに気温はどんどん下がっていくのだ。(いずれも『神様のカルテ3』より抜粋)

ストーリーの合間に描かれる信州の自然の描写が秀逸で、さわやかな風が行間から吹き抜けてくるようです。それでいて

だいたい頭の中では、3日分の疲労と昨日の日本酒の残りが手をつないで不愉快なダンスを踊っている。
要するに具合が悪い。(『神様のカルテ』より抜粋)

といった表現があちこち登場し、吹き出さずにはいられません。(ちなみに上の一文がよっさんの一番のツボです。)

かと思えば、医療現場、特に地方医療の現実にも目を向けています。

すぐに処置をすれば助かる可能性のある患者が、1時間かけて安曇野を運ばれてくるというのは、どうにも理不尽すぎて言葉にできないが、騒いだところで、循環器内科医が安曇野に降ってくるわけでもない。(『神様のカルテ3』より抜粋)

ほっこりと温かい気持ちになること間違いなし。本を読み終えたとき、心に灯火がともるような心地よさを感じることができる物語です。まだの方は、なにはともあれ一読をおすすめします。

余談ですが、この記事のために何度か読み返していたら、娘まで毎日のように読み始めました…漢字も言葉も難しいらしく辞書片手にたどたどしく、ですが。親子そろって『神様のカルテ』な秋はしばらく続きそうです。

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