pH調整剤ってなあに?

こんにちは。くわわです。
遅ればせながら、明けましておめでとうございます。

毎年、年末年始にかけてくわわの所には姪っ子や甥っ子が県外から遊びに来るのですが、ついこの間まで家の中を走りまわっていた姪っ子がいつの間にやら高校生になって一緒に流川を歩き回るようになり(酒は飲ませてませんよ念のため)、もうすぐ3才になる甥っ子と初めて会話が成立したことに感動したりして、楽しいひとときを過ごすことができました。

pH調整剤について

ところでくわわは仕事中にコーヒーを飲みます。

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よく飲んでいるのは、スティック型コーヒーミックスです。手軽で適度に甘みがあって美味しいので、スーパーなどで安いときに買いだめしています。
しかしこの間実家に帰ったときに置いてあった『買ってはいけないインスタント食品』という本を何気なく手に取ってみると、つい先日買いだめしたばかり(しかも5箱)のコーヒーミックスがでかでかと載っているではありませんか!
アルコールで飽和された頭でその本をざっと読んでみると、どうも原材料の中に含まれている『pH調整剤』というのがいけないらしいのです。

元来食品添加物や賞味期限に無頓着なくわわですが、そろそろちゃんとした大人にならなければ…という気持ちもなくはないので、しらふに戻ったときに『pH調整剤』について調べてみました。5箱もあることですし、はい。

pH調整剤とは、日持ち向上剤とも言われ、食品のpHを弱酸性に保って食品の腐敗を防ぐために使用する添加物の総称です。
主な添加物はクエン酸、グルコン酸、コハク酸、フマル酸、重合リン酸塩などで、これらはFAO/WHO合同食品添加物専門家委員会(JECFA)で審議、評価され、現時点では安全性が確認されているので対象食品や使用量も制限がありません。単独で使用することは少なく、ほとんどは数種類を組み合わせて使われているようです。

保存料発がん性物質が含まれているのでは…といった消費者の不安から、売上げ低下を懸念した食品メーカーやコンビニが保存料の使用を控えるようになり、その代わりにこのpH調整剤の量が増えているらしいのです。

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特に問題とされているのが『リン酸塩』です。
リン酸塩の過剰摂取はカルシウムの吸収が阻害されて骨粗鬆症の原因になったり、イライラや神経過敏を引き起こすとも言われています。
最近いつもイライラしていたり、突然キレる人が増えてきたのも、このリン酸塩の過剰摂取が原因では?と言われています。
カルシウム以外のミネラルの吸収も阻害し、特に亜鉛を体外に排出してしまいます。亜鉛は脳が正常に働くために必要不可欠なミネラルで、この亜鉛不足もキレる原因と言われています。
しかし、この添加物は『pH調整剤』『調味料(アミノ酸)等』として表記されることが多く、実際の食品表示でその名を探すことは難しいのが現状です。

本当に危険なのか?

しかしこれらの添加物は大量摂取といっても単独で食べるわけではないのでそんなに神経質になることはないと思います。
こういったものが使われるのは食品加工品であり、生野菜などの生鮮食品と一緒に食事をしているのであれば問題はありません。

むしろ問題なのはこういった食品加工品ばかりを食べることによる栄養バランスの悪さでしょう。コンビニ弁当やインスタント食品ばかり食べていては糖質、脂質、たんぱく質だけの食生活になってしまいます。普段の食生活でカリウムや緑黄色野菜を摂っていれば多少『pH調整剤』を摂取したとしても全く気にすることはないでしょう。

それよりも気になるのは塩分摂取量です。日本人の多くが世界基準を大幅に上回っていると言われていますね。
添加物を気にしていても、塩分を摂りすぎてしまっては元も子もありません。
何事もほどほどに、まんべんなく…。これが健康への第一歩ですね。

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さて、くわわの手元にある5箱のコーヒーミックスはと言いますと、毎日1、2本ずつ消費されております。
一緒に毎日ウーロン茶を飲んでいるので中和されているかな? と良いように解釈しています。

最後に

さて、3年ほどブログメンバーとして末席を汚してきたくわわですが、今月をもって卒業です。
まだまだ未熟な文章力ゆえに情報を充分に伝えることが出来ず恐縮の至りです。
しかし、こういった場に身を置かせていただいたことによって、人様に読んでもらう文章を書くという難しさを実感することができ、とても勉強になりました。

いつかまたふらっとお会いできる日があるかもしれませんが、ひとまずここで終了とさせていただきます。
今までお付き合い下さってありがとうございました。

さようなら。

くわわでした。

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