『アヒルと鴨のコインロッカー』  ~ mo-riのシネマシアターvol.8 ~

今日のおすすめの映画は私のお気に入りの俳優さんが主演している

アヒルと鴨のコインロッカーです。原作は、伊坂幸太郎の小説。2007年に映画化作品が公開。

この映画は、椎名という大学生の現在の物語と琴美という女性の2年前の物語が同時に描かれる、カットバック(2つ以上のショットを交互に切り返す編集技法。カットバックは場面Aと場面Bを時間の連続性を持って繋ぐものであり、場面A面Bを並列的に繋ぐ)形式でつくられています。

ストーリー

大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う。初対面だというのに河崎は、同じアパートに住む孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける。そんな話に乗る気などなかった椎名だが、翌日、モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた……。

原作者の伊坂幸太郎が仙台出身なので、この映画のロケ地は全て、舞台となっている仙台を中心とした宮城県で行われたそうです。その他「ゴールデンスランバー」の舞台も宮城県で行われています。
ストーリーもカットバック形式になっているので、大どんでん返しがある為、最後まで観ないといけない映画です。
主演の濱田岳君も今どきの大学生、でもどこかほっとけない感じの若者を演じているところがいいなあと感じました。
この映画の中で流れる曲ボブディランの「風に吹かれて」がこの映画を盛り上げてくれます。映画が終わった後、ついつい口ずさんでしまいます。
最後に、この映画は単なるサスペンスではなく、余韻を残す終わり方になっているところあり、切なく、哀しいラストシーンに至ってはもう、涙腺が緩んでしかたがなかったよ・・・。一見、意味不明なタイトルも、映画が終了する頃にはちゃんと意味が分かるようになってるいるとおもいます。
この映画が気になった方は、ぜひ一度観てください。

イラスト

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