夏といえば…広島市民にとっては「原爆の日」

どうも、よっさんです。

今月のブログテーマは「」。
私が連想する「夏」は、カキ氷とかスイカとか…って相変わらず食べ物ばかりなのもアレなので(汗)、ここは広島に住む一市民として「原爆の日」について、学校における平和教育の観点から取り上げたいと思います。

基本知識です↓
原爆は、第二次世界大戦(太平洋戦争)末期の1945年(昭和20年)8月6日午前8時15分、アメリカ軍によって広島市に投下された。これは、実戦で使われた世界最初の核兵器である。一発の原爆によって、当時の広島市の人口35万人(推定)のうち9万~16万人あまりが被爆から2~4ヶ月以内に死亡したと言われている。Wikipediaより要約)

今年で原爆投下から68年を迎えます。被爆者の数は少なくなり、投下された日時すら正確に答えられない人が多くなってきました。残念なことです。
ですが、広島は違います(…と思いたい)。

広島市は、人類史上最初の原子爆弾による被爆体験を原点に、核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を全世界に向けて訴え続けています。そしてその一環として、学校における平和教育にも力を入れています。広島市の「学校における平和教育 主な取組」の中でも、「学校において平和を考える集い等の開催に努める」ことが示されています。

娘の通う小学校でも、毎年6月~8月にかけて平和学習が行われています。今年、娘たちの学年で取り上げられたのは映画「伸ちゃんのさんりんしゃ」でした。6年生になると平和公園まで足を運び平和学習を行うようです。そして、各学年での平和学習の取組結果を全校平和集会で発表し、「平和宣言」としてまとめたそうです。

明日8月6日は原爆の日、そして小学校の登校日です。いつもより早く登校し平和記念式典の中継を見た後、校長先生の話を聞いて帰ります(広島市の小中学校の多くは8月6日を登校日としていますが、被爆者の体験談を聞く等学校によって内容が変わるようです)。このように広島は、小さいときから「平和」について、そして原爆について考え、身近に感じる環境にあるのです。

昨年は、いつもと雰囲気が違う8月6日当日の平和公園を娘に見せたくて、暑い中出かけました。今年は、私も実際に見たことのない夜のとうろう流しに行こうかなぁ、と思っています。

黙祷。

参考
広島市HP「原爆・平和」(原爆被害状況、平和への取組などの情報)
広島平和記念資料館バーチャルミュージアム「伸ちゃんの三輪車」

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