おすすめ!玄米ごはん!

どうも、よっさんです。

突然ですが、あなたはごはん派ですか?パン派ですか?我が家は断然ごはん派!(…正確に言うと、ごはん派の私に仕方なく合わせているが娘は断然パン派。)さらに、最近は玄米ごはんにチェンジしています。きっかけは、有機米栽培を始めたというマンションオーナーさんから玄米をいただいたことから始まります。この時初めて玄米を目にし、炊き方も何もかもわからなかった私ですが、すっかりハマった玄米のあれこれについてご紹介&おすすめします。

そもそも玄米と白米の違いは?

玄米は、稲の果実である籾(もみ)から籾殻(もみがら)を除去した状態で、糠(ぬか)を取り除く精白がされていない状態の米のことです。精白された白米に比べ、玄米はビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいて、特に食物繊維は白米の4~6倍多く含むと言われています。その違いは、例えるなら砂糖の黒砂糖と上白糖の違い……でイメージできるでしょうか。

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 白米と混ぜる前に撮影しました。こんなに違います。

つい最近まで、ごはんといえば玄米だった!

臼に入れた玄米を杵で突いて精米する方法は、大和朝廷の頃には確立されていました。しかし精米は手間がかかり、また精米するとそれだけかさが減ることから、白米は上級貴族の食事や特別な祭祀など、限られた場面でしか目にすることはありませんでした。玄米を主食とする食生活は、精米技術が進歩する江戸時代まで続きました。

玄米から白米に変わった途端…

江戸時代になると精米技術の向上に加え味の良さもあり、武士階層を中心に白米を食べる習慣が広がります。しかし、白米は玄米に比べビタミンなどの含有量が少なくなります。当時の献立はごはん・漬け物・味噌汁が中心でおかずが少なく、ごはんを大量に摂取し空腹を満たしていたため、白米を食べる習慣が普及すると「江戸患い」と呼ばれる脚気が流行するようになりました。明治時代に白米を食べる習慣が地方にも及ぶと脚気は全国的な問題となり、政府が白米から玄米食への転換を推奨したほどでした。これは日本の食糧事情が改善される第二次世界大戦後まで続きました。

※脚気…ビタミン欠乏症の一つであり、ビタミンB1(チアミン)の欠乏によって心不全と末梢神経障害をきたす疾患。結核と並ぶ二大国民病と言われた。

今、玄米を食べる必要があるのかと言えば…

現代の食生活は、副食(おかず)の種類も栄養面も豊富となり、普通の食生活を送っていれば脚気にかかる心配はないし、わざわざ玄米からビタミンを摂取する必要はないかもしれません。

また、玄米食のメリットに、栄養価が高い、便秘に効く、ダイエットにいい、解毒作用がある、ガンに効く……等々言われますが、これらに対し肯定説も否定説もあり、正直何が正しいのかは私にもわかりません。ですが、特定の効能を狙い玄米だけに頼るのではなく、玄米食が素材を見直し食生活を見直すきっかけになればいいのでは、と思っています。

ちなみに我が家では…

冒頭で「玄米ごはんにチェンジしました」と言いましたが、我が家は100%玄米ではなく白米3:玄米1の“なんちゃって玄米ごはん”です(汗)。さすがに100%玄米だとボソボソしていて…と完全に私の好みに基づく配分ですが、娘は100%玄米の方が好きなんだそうです(ちなみに上の写真は我が家でセット前に撮影したものです)

こんな“なんちゃって玄米ごはん”だからか、玄米が敬遠される理由に挙げられる臭みやボソボソ感がなく、それでいて噛むと糠層がプチプチとして、白米にはないうまみが口に広がる感じが気に入っています。炊き上がるときの香りも、白米だけの時より断然おいしそうなんです!

もし玄米に興味がある方は、我が家のように白米と混ぜてスタートしてみてはいかがでしょうか?圧力鍋や土鍋でなくても、普通の炊飯器(我が家は「玄米モード」がないので普通モードで炊いています)でもおいしく炊けますよ。もっとも、ダイエットや便秘改善を目指すなら、100%玄米にしないと効果がないみたいですが…。

以上、ダイエットの下心を秘めて玄米にチェンジしたものの、おいしくてつい食べ過ぎるのか体重が増加傾向にあるよっさんでした。

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